高知県訪問看護ステーション連絡協議会について

これからの動向

 平成20年度の医療報酬改定、21年度での介護報酬改定において、医療・介護情勢は変化し続けています。

在宅医療を推進していく中で、訪問看護への重要な役割と期待が込められた評価となっています。医療連携に関する点でも、医師・看護師・ケアマネジャー等との医療、福祉、介護の連携で情報提供やカンファレンスなどによる情報の共有や退院時に対しての加算点数が付きました。在院日数短縮により在宅医療、在宅ケアにシフトするための実質的な点数評価となり、訪問看護事業のインセンティブとなっています。がん対策基本法や難病対策の政策とも相まって、これからの訪問看護は、介護的なケアから看護の専門性をフルに発揮していく方向になるでしょう。

 

そこで、20年度より高知県訪問看護ステーション連絡協議会は、様々な各種組織・団体の人々と連携して、共同研修・勉強会を行いながら、看護の質向上と連携強化に努めていく活動を計画しています。医療機関との連携や訪問看護師の基本的な知識・技術の習得を、高知県看護協会や高知女子大学等の協力を得ながら、訪問看護管理研修を当協議会が高知県、高知女子大学等の協力を得て行っていくことで合意しています。業務等で多忙な中での研修であるため、やはり実践で活用できる研修内容にこだわりました。なるべく現場の訪問看護ステーション所長や在宅ケアに携わった経験のある方を講師陣とすることで、現状の課題の把握と、より具体的な方法を検討することで、実のある学びとなるのではないかと考えます。 また、多職種が共同で行う(リハ研等)勉強会・研修会や事例検討会への周知と積極的参加が、他の職種の人たちとの交流を深め、お互いの役割を再認識して、在宅ケアが円滑に行え、連携強化が図れるといった目的もあります。 利用者様・ご家族に対し、実際に有益となる研修・勉強会を積極的に取り入れたり改善しながら、在宅医療を支えていく柱となるような存在感のある訪問看護を目指し、安心して生活できる地域を私たちの実践を通して提案できるよう、それぞれの場を活用していただければ幸いです。